激しい庭

初演データ

 

構成・演出:伊藤キム

振付:伊藤キム+輝く未来

出演:遠田誠、岡本真理子、黒田育世、小林由佳、斉藤栄治、笹嶋麻由、長井江里奈、樋口信子、前田紀和、山口裕子、伊藤キム

美術:小島常雄(スポンジ)

衣裳:前田文子

照明デザイン:足立恒(インプレッション)

照明オペレート:森島都絵(インプレッション)

音響:藤居俊夫(ステージオフィス)

舞台監督:中原和彦

初演 2001年7月27日(金)世田谷パブリックシアター

 

<舞台空間>

 高さ20センチ、8メートル四方の乳白のアクリル台が舞台中央に置かれる。中に蛍光灯が仕込まれ、発光する仕掛けになっていて、この小舞台が作品の中核を担っている。つまり「庭」の土台なのだ。

 通常の照明は、舞台の前、上、横、背後から当てられるが、ダンサーの立っている床そのものを光らせるのもこの作品ならではの試みである。

 ダンサーは伊藤を含め11名。劇場作品としてはこれまでで最多である。

 

 古今東西を問わず、庭園にはそれぞれに固有の「空間哲学」があって、樹木や石の大きさと配置、日差しの角度、川を流すなら水のスピード・方向、背景との関係など、すべてにおいて作者の意図が表れます。そしてそこには自然と人工のデリケートな融合があるわけですが、これはまさしく、身体という自然の素材を扱うダンスの舞台空間そのものです。

 「激しい庭」はこのような視点のもとにつくられました。

伊藤キム

 

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