少年〜少女

初演データ

 

演出・構成・振付:伊藤キム

出演:伊藤キム、遠田 誠、尾越理帆、岡本真理子、古園井美果、佐伯真理、笹嶋麻由、白井 剛、平敷秀人、前田紀和、森下真樹

美術:小島常雄、伊藤キム

照明:足立 恒

照明オペレーター:森島都絵

音響:藤居俊夫

舞台監督:高橋大輔

衣装:堂本教子

音楽:中村としまる、坂本龍一、Gavin Bryars

初演:1998年9月24日新宿パークタワーホール

上演時間:90分

 

 初々しくてみずみずしく、かわいくて柔らかい。それゆえに、壊れやすいというはかなさ、危険性をはらんでいる少年〜少女、それに対して、どっしりとした大きな存在感のある壁。この両者の対比が舞台上に再現され、振り付けの核になる。例えば、壁に向かってボーっと立っている。壁の前を一定方向に人が流れて行く〜その方法は千差万別である。生まれたものはいつか死んでいくように、美しいものは必ず破壊される運命にある。

 少年〜少女の生きざまを通して、美しくも荒々しい、人間臭い世界を描きあげる。

 これまで伊藤キム+輝く未来の作品は、男性のみ出演・少人数のモノトーンな作風が多かったが、この作品では、女性も含めて出演者数が増え、美術、照明、衣装等にも、カラフルな部分が増えた。「少年〜少女」は、伊藤キム+輝く未来が、新しい世界を開拓していくための作品である。タイトルの〜は、「男性から女性へ」「両者のつながり、コミュニケーション」という意味を含んでいる。

 

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